こんにちは。

らく〜に売る専門家　うちだ広大です。

先日子供たちのリクエストで「映画　妖怪ウォッチ空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン！」を観て来ました。

この映画はアニメと実写が行き来するというかなり斬新な実験的な映画です。

出だしは、なんとスターウォーズを抑え今年も土日の興行収入は１位だそうです。

妖怪ウォッチの映画、笑いあり、涙ありと大人も楽しめる映画で、実写版で出てくる俳優陣が豪華なのも見どころです。

ぬらりひょんに斎藤工、閻魔大王には山崎賢人をはじめ、人面犬に遠藤憲一が。

そして、イケメンコンビがキレキレのダンスを踊っています。

女優陣も武井咲に黒島結菜といった面々。

ケイタの同級生のクマ役に澤部がいたりとツッコミどころ満載の映画でした。

実写とアニメの切り替えをどのようにするのかが見る側がストレスなく観ていくための鍵にもなると思ったのですが、物語の鍵を握る巨大クジラがホゲーと鳴けば実写へ、実写の世界で出会うコアラニャンの鼻を押すとアニメへ戻れるようになっています。

この辺の実写への反応は結構批判もあるようで、実写のところが多すぎる！もっとアニメが見たかった！という意見などもありました。

が、私は実写気にならずに楽しめました。

何しろものすごい挑戦的な映画だと思います。

物語は、バレリーナで世界を目指す女の子「カナミ」が事故による挫折したことへの強い念から始まったこの切り替わりの謎なのですが、この「カナミ」の強い念がクジラマンという邪悪な妖怪を生んでしまいます。

実写ではアニメのお約束が通用せずに瞬殺されていたり、クジラマンによって魚にされたウィスパーがシーマンみたいになっていたりと、随所に小ネタを挟みながら進んで行きます。

物語のクライマックスは、ケータが「カナミ」にまた這い上がれると気づかせてくれるシーンは感動しました。

誰にでも生きていると挫折はあります。

大きな失敗もあるかもしれません。

この物語では、バレリーナで世界を目指すカナミが不慮の事故で足を怪我し踊れなくなってしまいます。

挫折したことにより周りはみんな離れてしまったと感じて傷ついてしまいます。

一生懸命頑張って来てバレーが全てだったカナミは絶望してしまいます。

しかし、カナミの先生は、リハビリをしっかりやれば３年後にまた世界を目指せる。

そういってケイタにリハビリの計画書を見せてくれます。

カナミは挫折からみんなが離れたと思っていたのですが、そうではなく、挫折した悲しみから自分から周りを遠ざけてしまっていたのです。

悲しみに向き合って、その感情に気づくことで、応援者がいることに気づくことができたのだと思います。

起業する人も同じだと思いますが、まずは自分自身と向き合うことが大切です。

好きなことで起業したはずなのに苦しんでいませんか？

まずは自分が何をしたいのか？

起業している人ならどんなお客様のお役に立てるのか？という部分に向き合っていくこと見えてくるものがあります。

この映画を観てそんなことも感じることができました。

子供達に、挫折も乗り越えて行けることが少しでも伝わればいいなぁなんて思いました。

映画ってやっぱりいいなぁ。

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