こんにちは。
うちだ広大です。
アパレルセレクトショップや古着屋さんやアパレルブランドなども毎日ブログを更新しているところも多いです。
大手さんなどもブログを書いているところも沢山あります。
私が以前店長もさせていただいていた、経営再建中のイトキンさんもブログを書かれていました。
しかしながら、書いている担当者の悩みは
「何を書いていいのかわからない」
「書くネタがない」
「問い合わせ、来店に繋がらない」
「新規客獲得に繋がらない」
「反応がないから読まれいる気がしない」
「アクセスアップ」
などに悩んでいると思います。
特に大手アパレルでは、スタッフ同士がブログ記事を読むので、アクセスはあるが反応が得られていないという事実に、あなたの上司か気づいていない、という現状があります。
上司にはブログ書け~!と言わるが、反応ないのに意味ないよと、モチベーションの低下に繋がっているのではないでしょうか?
今日は、かなり具体的に、「アパレルブログの書き方」を書いていきたいと思います。
その前に先に知って欲しいことがあります。
あなたが思っているほどお客様は、あなたのお店やブランドを知りません
アパレル系だけではなく反応の出ない方のブログのほとんどに当てはまるのですが、あなたのお店や商品、サービスを読み手は知っている前提でブログを書いている人が多いです。
お客様が最初からブログを読んでくれると思って書いていませんか?
ブログは書いてもまずはブログ自体を「認知」させないといけません。
そのためには、お客様が知りたいことや、読みたい記事、役に立つ記事を先に書いて「検索」される必要があります。
また、SNSをうまく活用し、ブログを不特定多数のお客様に知っていただかないといけません。
ここで、知って欲しいのは、ブログやHPは「特定者」が対象になります。
これはHPやブログは検索流入やあなたのお店や商品を知っているお客様がサイトに入ってくるという「特定」されたお客様です。
一方、FacebookやInstagramは「不特定多数」が対象になります。
あなたのお店や商品やブランドをまだ知らない不特定多数のお客様に知っていただくのがSNSです。
ここを理解するとアクセスアップなどの活用ができます。
ただの商品紹介だけのブログは読む価値がないことに気付こう!
アパレルブログの多くは商品紹介に終始しているブログが大半です。
この原因は「書くネタがない」のと、「商品を紹介すればお客さんを集客できる」という間違った考えがあるからです。
そもそもあなたのブログはお客様は読んでいないということに気づきましょう。
既存客は読むかもしれませんが、商品紹介だったらZOZOタウンなどを見た方が早くないですか?
リアルタイムで商品を知りたい!というお客さんがいるのであればLINE@やTwitterなどを活用した方がいいと思います。
ただの商品紹介ではお客様がたまたま探していた、欲しいものがあった時しか反応しません。
しかし、それでもあなたのブログに反応するときはもっと品数が多いお店やサイトが「売り切れ」になったときだけだったりしませんか?
定期的に読んでもらえるようなブログにするにはただの商品紹介では埋もれるだけです。
お客様は品質を必ずしも求めていない
これはメンズアパレルに多いのですが、お客様は品質や機能を求めているわけではありません。
一部のマニアックな人は品質や、機能を求める方もいます。
しかし、その数は少ないと思います。
そこをあなたが求めてしまうからなかなか集客できない原因でもあると思います。
お客様は、持っている服との相性だったり、感覚や利便性などで選ぶ人が多かったりしますし、着る場面で選んだりしますよね?
また、価格で選ぶ人も多いです。
この糸が細番手で、強撚させて作っているので、薄いながらシャリ感があって着やすいんです!
そして丈夫で長持ちする良い素材なんです。
だから無地のポケットTシャツが7000円するんです。
なんて言ったらユニクロのエアリズムで良いかなぁってなるかもしれません。
ユニクロのエアリズムはお客様の困りごとをわかりやすく解決をしている商品だったりします。
しかし、強撚フライスと言ったところでお客様は「知らんがな」ってなると思います。
品質を話して理解してくれるお客様の方が少ないのです。
とここまでをまずは先に知っておいて欲しいのです。
いや!うちのお店は違う!と思われる方はここから先は読まなくて結構です。
脱商品紹介だけのアパレルブログの具体的な書き方とは?
では、セレクトショップや服屋さんのブログはどんなことを書けばいいのでしょうか?
私もセレクトショップを2回立ち上げ、アパレル業界には18歳からいました。
また、アパレルリサイクルなども経験しています。
そんな経験から、どんな記事を書けばいいのか?を書いていきたいと思います。
ただ商品を紹介してもそこにはお客様は不在なんですね。
つまり「誰に?」がないのです。
お客様の悩み事はもうアパレルにはない!と思っている人も多いのでしょうが、困りごとは必ずあります。
それはお客様の暮らしの中に存在します。
ユニクロのエアリズムが夏場の暑さという困りごとから涼しさを提案するように、ヒートテックが寒さという困りごとから暖かさを提案するようにアパレルにはまず、季節があります。
季節からお客様の困りごとをお客様の暮らしの中から探ってみてください。
困りごとには、シーズンが関係する困りごとや、商品自体の困りごとなどもあります。
商品での困りごとはブランドや、メーカーが解決することなので、仕入れで商売している場合は難しいかなと思います。
例えば、夏休みやお盆、お正月などには帰省する方が増えます。
そこで同窓会なども行われる場合が多かったりします。
メンズであれば特に30代以上の男性は、「何を着たらいいのかわからない」というのが最大の悩みだったりします。
特に既婚者で服にそこまで興味のなかった男性は普段は仕事着を着ていますが、休日はジャージや、奥さんに買ってもらった服を適当に着る。
または、毎回同じ服といった場合が多かったりすると思います。
そんな人へどんな服装がいいのか提案してあげる。
30代向け、40代向け、50代向けなど商品があれば提案できます。
また、学生などがメイン顧客層だった場合は、大学1年生などがお客さんで定着して欲しかったりしますよね?
大学1年生で地方から出て来た人の場合は、4月の入学から、9月は夏休みが終わってお洒落をしたい!という願望が高まっていく時期でもあると思います。
その理由は、帰省して久々に高校時代の友人に会ったらすごくお洒落でキラキラしていたり、垢抜けて、可愛いく(かっこよく)なっている友人を目の当たりにするからです。
そんなお客様へ向けて、秋はお洒落をしませんか?と提案してあげたらいいのですね。
重要なのは、ここまでお客様の「場面」をしっかり描写してあげることです。
ただ商品紹介するのは売り手の一方通行なんです。
具体的に場面を書いてみましょう。
※場面をかなり長く書いてみます。
”夏休みも終わり、大学入学以来久々に地元へ帰省した方も多いかと思います。
そこでは久々に友人と会うことを楽しみにしていたりする人も多いのではないでしょうか?
まだ高校卒業して半年くらいですが、同窓会的な集まりになったり、半年なのに懐かしく感じるものです。
高校時代は服に全く興味がなく、大学ではそれなりにお洒落をしないと!と思い、大学の友人たちに教えてもらったり、友人の真似をして多少はオシャレに自信も出てきたと思っていた。
しかし、久々に帰省した時に会った友人がものすごくオシャレになっていてカッコよくなっていた。
大学では可愛い彼女まで作って高校の時はパッとしなかったやつだったのに。
高校時代の女子も皆えー!高校の時よりカッコよくなってる!なんてちやほやしている。
俺だって少しはファションは気を使っているのに。
と、せっかく地元に帰ったのに悔しい思いをしたという経験ありませんか?
大学へ戻ってからもっとオシャレになりたい!と雑誌を買って読んで見るが、雑誌の服は結構高い。
そしてどこに行けばいいのかわからない。
自分にはどんな服装が似合うのかも正直わからない。
そんな人向けに、体型別コーディネイトをご紹介します。”
みたいな感じで紹介していく。
あくまで例なのですが、これはかなり場面を絞り込んでいます。
大学1年生をこれからの顧客にしていくなら、こんな場面もあるのかなと思います。
季節での新たなニーズを考えてみてもいいと思います
夏場だと眼の日焼けというのもあります。
多くのショップではサングラスはファッションの一部として扱いますが、眼を守るという視点での提案もできます。
大切な眼を守るのですから、1000円や100円や300円などではなく、もう少しちゃんとしたサングラスを購入しませんか?と訴えることも可能だと思います。
PCレンズもスマホやPCの時代にマッチした新たなニーズを生みました。
年々紫外線は強くなっていると言われています。
なので、眼の日焼け防止のためのサングラスという新たなニーズを生むこともできるのではないでしょうか?
このようにお客様の状況やシーズンから必要だと思ってもらえる紹介の仕方をすればいいのです。
お客様はどんな時に悩み、どんな場面で服を欲しい!と感じるでしょうか?
お客様が使う立場で、どんなことを求めているのでしょうか?
あなたのお店の良さって何ですか?
あなたのお店に来て、お客様が感じる良さは何でしょうか?
そこをしっかりお客様に知っていただくことです。
コーディネートやスタイリングを打ち出したいのなら、お店の一方通行ではなく、去年流行った服にこの商品は、このように合わせたら今年も着られるよ!と教えてあげることなども、お客様に良さを感じてもらいやすかもしれません。
わかりやすく言うと、「去年この服流行ったんだけど、今年も着られるかなぁ?」(お客様の悩み)です。
ここの場面をもう少しお客様の側に立って描写してください。
例
”最近涼しくなって長袖を引っ張り出して着てみたけど、去年あんなに流行っていたのに今年は誰も着ている人を見かけない。
お気に入りだったのに、今年はもう着るのが恥ずかしいのかなぁ?
そういえばお店やネットの秋の新作にも見かけないなぁ。
どうやって合わせたら恥ずかしくないんだろう?”
と簡単に場面を描いてみました。
あとは、その解決策をあなたが提示するだけです。
このようにお客様が「どんな時に悩み」「どんな場面で悩むのか」などを考えていくと書くことは結構出てきます。
一番大切なことはあなたの想いを伝えることだと思う
最後に最も大切なことは、お客様に対するあなたの想いです。
あなたのお店に来るとお客様はどのような「変化」を感じることができるのでしょうか?
最後に私がお店をやっていた時に、毎月繰り返し本気で伝えた想いを参考に記したいと思います。
”私のお店は少しコンセプトの違うセレクトショップなんですが、「想いを大切にするショップです。」
それはお客様の想いだったり、作り手の想いだったり、売り手の想いだったり、すべての想いを大切にしたいと思っています。
服屋なんで服を売らないと生活がぁぁぁ(笑)となるのですが、服屋でも伝えられることってあるんじゃないかなぁって思います。
お店を通したフィルターで、伝えられることは服の事以外でもあるはずです。
それは夢だったり、希望だったり、明日もこれからも生きていく為の自信だったり、変わりたいって思う人への後押しだったり、笑顔でいる為のきっかけだったり、子供に夢を与えるきっかけにだってなれると思います。
このショップを媒体として、未来に進んで行く為に、幸せに生きていく為の情報を発信していきたいって思っています。
服はそのきっかけの一つで、もちろん服に対する人一倍の想いはあるのですが、それ以上に生き方を伝られるセレクトショップって凄く素敵やなって私は思います。
そんなショップを目指し、お客様が本当に気に入っていただける服と一緒に、明日からまた頑張ろうって希望を与えるショップにしたい!!
本気でお客様の幸せを願うショップにしたいなぁって思っています。
来て頂けるお客様にはバカ話しかしてませんが、そんなことも時には感じてもらいたいなって思います。
見た目だけではなく中身も一緒にカッコよくなるってとても素晴らしいことじゃないかなって思います。
今このブログを見ていただいているのもご縁でしょうし、こうしてアナタに見ていただいた事が奇跡なんじゃないかなぁって思います。”
と私はこんな想いをお客様に恥ずかしげもなく真剣に伝えていました。
他のアパレル系からバカにされたと思いますよ。
当時は2ちゃんからもアクセスあったので。笑
でも私には、そんなしょうもないプライドよりお客様に本気でそうなってほしい!と言う想いの方が強かったのです。
このような想いを伝えることでその時のブログは1日3000アクセス以上ありました。
そうすることで、全国からたった7坪の雑居ビルの4階にある小さなお店に、お客様がきてくれるようになりました。
あなたがお客様へ伝えたい想いって何ですか?
そこを明確にすることでお客様に伝わるブログ、伝わるお店に変わることができると思いますよ。
私のコンサルティングは、マーケティングの基礎から、演繹法や帰納法を用いたビジネス構築なども取り入れ、サイトの根本から見直しさせていただきます。
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