こんにちは。
うちだ広大です。
サウンドバックインストラクターの講師研修の一環として、オリンピック選手から、オリンピック種目を学ぶという研修で、秋田でのカヌー競技体験をしてきました。(体験はこちら)
教えてくださったカヌースラローム元日本チャンピオンで、現在は、日本代表コーチの「山中修司さん」に勝負哲学をテーマにお話をいただきました。
このテーマだけで、全国講演できそうな、ビジネスをやっている方、また、お子さんがスポーツをやっている方、現在スポーツをやっている方も為になる話でした。
10代の時から世界で戦ってきた人だけが見てきた世界をたっぷり話してくださいました。
その話を皆様にもシェアしたいと思います。
勝つ人と負ける人の違いは勝負に対して準備してきた差で決まる!
秋田温泉プラザさんの会議室をお借りして、サウンドバックインストラクターの私たちに「世界で戦う勝負哲学」を教えてくれました。
勝つ人と負ける人の違いはどこにあるのでしょうか?
勝負の世界で、トップアスリートになってくると大きな力の差は感じられない場合もあります。
勝ち負けだけで判断すると、それは、「勝負に対して準備をしてきた人」が勝つとおっしゃっていました。
具体的に準備をするとはどう言うことかというと、「ゴール(目標)の設定から何が必要かを考えて準備をすること。
山中コーチが最初にカヌーを始めた時は、15歳というカヌー経験者からすると遅いスタートだったそうです。
それでも16歳でナショナルチームに入ってしまうのは才能だと思うのですが、同じチームに日本1の選手(ライバル)がいたそうです。
その選手を目標に設定し、その選手に勝つ為には何を鍛えればいいのか?を考えて練習したそうです。
筋力や、テクニックなどの基準を日本トップの選手を見ることで目標値にして勝つ為に準備をし続けたそうです。
この準備というのは、ビジネスでも、普段の生活でも大切なことです。
私はコンサルタントなので、私の準備は「知識量」だと思っています。
広く、多層的な視点で物事を見られるように知識をしっかり養うことでアドバスができます。
毎日ブログを書いていることも、情報収集という観点や伝えたいことをしっかりまとめられる部分では準備につながります。
なので毎日2000文字以上の文章を書いている今は2時間から3時間のセミナーは何も資料なくても話せるようになりました。
どの環境に身を置くか、誰に学ぶかが重要!
山中コーチは、カヌーをやる為に東京の実家から15歳の時に秋田へいくことを決意し、15歳でカヌー競技をスタートさせます。
その時のコーチがオリンピックに出場したコーチだったそうです。
チームの同年代のライバルにジュニアの日本1がいる。
そして、コーチがオリンピック経験者という環境に強くなる為に飛び込んだそうです。
そして、たった1年でナショナルチームに入りスロベキアの世界大会を経験したそうです。
その時体感したのが、日本の環境でも足りない。
世界の環境に比べたら日本は甘い!と考えて、強くなる為にスロベキアへ一人でカヌー留学をしたそうです。
16歳でそこへ飛び込む度胸もすごいですし、なかなかできないことです。
スロベキア時代は、朝から晩までカヌーの練習に励んでいたそうで、今までのカヌー人生の中で一番カヌーのことを考えていたそうです。
ビジネスでも伸びる時って、お客様のことばかり常に考え続けるのではないでしょうか?
その商売のことを四六時中考えていることが楽しい状態の時って気づけば売り上げも上がっていることが多いように感じます。
日本のトップの中にいるだけでは世界とは戦えないから、世界を目指せる環境に身を置く。
ビジネスも同じで、よく言われている「付き合う人を変えましょう!」という言葉もこれと同じことだと思います。
山中コーチは言います。
「強い選手は良いコーチから指導を受けている」
勝つ為には最初に優秀なコーチに出会うことが大切だと。
これはビジネスでもよく言われる「誰と付き合うか?」「付き合う人を変える」といった言葉と同じだと思います。
自分より上の人と行動を共にするということは、自分が今まで経験してこなかった環境に身を置くということは最初はすごく痛みを伴うと思うのです。
なぜなら自分自身はまだそのレベルではないから。
私自身も、コンサルタントになりたての時に、神田昌典さんの実践アカデミーというところに入り、そこから、実践会の方達と交流を持つようになり、今に至りますが、最初は感覚も違ってその環境にいることに慣れませんでした。
最初はポンコツコンサルタントだったと思いますが、今では、ちゃんとしたコンサル(笑)と神田コミュニティーのみなさんに言っていただいています。
このように、自分が伸びたければ、勝ちたければ、自分が常に上という環境ではなく、自分より経験をしている環境に身を置くことが重要だということだと思います。
これは、前回お話を聞いた水泳アテネ五輪選手だった森コーチも同じようなことをお話していました。
やはり世界で戦う人は考えも近いのだと思います。
プレッシャーを克服する方法
世界で戦い、タイム競技でもあるカヌーは、その時の川のコンディションで、戦略、戦術を変えないといけないそうです。
その時に焦ってしまうと当然ながら勝つことはできません。
山中コーチは、プレッシャーに勝つには、どんな状況でもイメージできるようになるように場数を踏むことと話していました。
それは、様々な最悪も想定しながらいかに練習をするかで、ここでも、最初に話してくれた「準備」が重要だということにもつながります。
そして、しっかり準備し、場数を踏んでいくと「冷静さ」を保つことができると言っていました。
冷静な時はタイムがいいそうです。
その為には、正しい努力が必要だ!と話していました。
山中コーチが考える正しい努力とは、勝つ為に足りない部分を明確に理解し、その部分を的確に努力すること。
これは、ビジネスでも非常に役立つ話ではないでしょうか?
闇雲に努力しても結果は出せません。
どんな数字をのばしたいのか?
なぜ足りないのか?
何をするかという答えを探すのではなく、足りない部分をまずは理解することって売れるようになる為にもすごく大切なことではないかなと思います。
そして、強いチームは、今できないところを受け止める。
強い選手は今できないことを受け止める。
私は、この部分が一番響きました。
トップアスリートは自分と向き合い続けて、自分との戦いでもあると思います。
その為には、自分と向き合って、自分を認め、自分を受け止めること。
自分自身を理解することが強くなる為に必要だということです。
ビジネスの世界も同じで、自分と向き合うことで、本当にやりたいことは何かが見えてくるのではないかなと思います。
向き合わないから正しい努力ができずに迷いだすのではないでしょうか?
トップアスリートの勝負哲学は、ビジネスの世界でも大きな学びになります。
大変貴重な話を生で聴ける「サウンドバックインストラクター」は非常に貴重だなと思います。
この話を、サウンドバックの企業研修や、私自身のコンサルティングでも活かしていきたいと思います。
運はトップを目指し行動する人にしかやってこない!
山中コーチは最後にこのように話してくれました。
行動しないものは何も手にすることはできない。
15歳から強くなるための決断を連続してきた山中コーチの言葉には重みがありました。
非常に貴重な体験本当にありがとうございました。
最後は懇親会で、楽しく飲みました!
山中コーチお疲れ様でした。
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