こんにちは。
うちだ広大です。
ブログやSNSで集客をしたい!
オウンドメディアを始めたのはいいが書いても一向に売れない。
成約率が低い。
と言った人はかなり多いです。
なかなか申し込みが無いために、ライティング講座やセミナーなどに参加してみた。
そこでは、書き方や、やり方のテクニックを学びます。
そして、講師のほとんどが、自分の体験を書けば集客できる。
書き方をマスターすれば集客できる!などと教わります。
そのやり方は正直申しますと長く続きません。
その理由はお客様ってあなたのことには全く興味がないからです。
多くの人があなたに語る、「自分の体験を書けば共感を得られる」「自己開示すれば共感を得られる」ということの嘘を解説していきたいと思います。
お客様ってあなたが一方的に発信する主観的体験には一切興味がない
あなたが勝手に発信する体験談や自己開示をあなたのお客様は必要とするのでしょうか?
その多くは主観的な体験談になっている場合が多く、頭お花畑の人に限っては、自分に酔った気持ち悪いポエムを書いていたりします。
こんな感じ。
「巡り会うべくして出会った人との最初のクリスマス。
彼はとても優しく、暖かいオーラで私を包んでくれました。
儚くも消えるその時の一瞬、一瞬をかみしめるように、私は彼との出会いに感謝し、その幸せを噛み締めたいと思います。」
実際はもっと気持ち悪いのですが(笑)
それって誰に対して言いたいの?
自分の家で勝手にやれや!というような内容が多いと思いますが、承認欲求の塊以外ないですよね。
このようなお花畑ポエマーも多いのですが、そんな体験談や、自分はこうだった、こうやっていたという「報告」は誰にとって役に立つのでしょうか?
あなたの報告なんて読みたくもないですよね?
知らないおっさんやオバハンの自分アピールほど読まされる方は時間の無駄になってしまうのです。
あなた自身は、そんな他人の自分はこんな辛かった、こんな凄い、こんな悲惨だったアピールを聞かされたいですか?
例えば、コンビニでいきなり、
「琥珀色した喜びの中にいつまでも浸っている彼らは、優しさに溢れる煙に囲まれて、あなたの笑顔を見るためにあなたからの選択を待っている。」
店員にこんなポエムをいきなり言われたら、あなたはそのおでんを買うでしょうか?
気持ち悪!ってやめませんか?
他にも、
「このおでんは毎日朝5時から仕込みして、大根50本皮むきしていて、味を染み込ませるためには特別な切り方をしているんですよ。
この切り方は他のお店と違って難しいので、私はなんども練習して習得できるようになりました。」
なんて言われたら買いますか?
うるせー黙って選ばせろや!ってなりませんか?
あなた都合の報告や、発信って必要ないし、あなたの体験って興味ないんですよ。
先に商品やサービスです。
おでんが食べたいから買うんですよね。
コンビニで肉まんが買いたいから買うのですよね?
そこに人の体験って興味ありますか?
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人はあと商品、サービスが先です!
お客様は必要なもの、欲しいものを買うということを先に気づいた方がいいです。
先に欲しいものや、必要なものから探しませんか?
寒くなってアウターが古くなり、ダウンでも買おうかなって考えてからダウンを探しませんか?
ダウンが必要だった人の体験談を読んであなたはダウンを買いますか?
人が先ではなく、あなたの商品やサービスをお客様必要とするかどうかが先なのです。
つまり、ニーズがあるかどうかです。
あなたの体験なんてどうでもいいです。
そこが集客できるポイントでもありません。
ビジネスブログは特に主観的になればなるほど集客に苦労します。
なぜなら、あなたの意見をお客様は知りたいのではなく、お客様は自分のことを知りたいのですから。
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共感させるのではなく、あなたがお客様に共感すること
あなたが集客できない理由は簡単です。
お客様を共感させようと一生懸命だったり、お客様に「わからせよう」と一生懸命だからです。
お客様をわからせようと、自分の主観を上から目線でぶつけてもお客様はわかってくれるはずはありません。
お客様はあなたの発信するあなたの主観なんて求めていないのですから、なんでお前の言うことを聞かなあかんねん!となるのは当然ですよね。
そうではなく、あなた自身がお客様に共感するのです。
お客様は、どんな時に困っていてどんな言葉を発するのだろう?
どんな場面で痛みを感じ、どんなキーワードで検索するのだろう?
悩みを抱えるお客様はどんなライフスタイルを送っているのだろう?
とあなた自身がお客様の立場で考えるのです。
お客様があなたが書く記事を読んでどのように感じるのか?と言うことを考えずにブログを書いているから集客できないブログを量産しているのです。
集客できる文章はあなたの体験ではなくお客様の体験を書くこと
あなたの自分アピールや、あなたの良さや、あなたの体験などを書いても集客には一切結びつきません。
知らない人の体験を検索するわけないですし、あなたの良さや、あなたのアピールなんてネットでわざわざ見たいとも思いません。
お客様は、自分のことを知りたいのです。
なので、お客様の「今」をあなたが共感して、表現することで簡単に集客することができます。
お客様に「わかって!」と文章を書くのではなく、「あなたのことを私は理解していますよ」と言うことを文章にするのです。
その為に必要なことは、お客様が日常で体験している困りごとや不安、不満などを「言語化」するのです。
そうすることで、「私のことだ!」と思ってもらえる文章が書けます。
集客する為には書き方、やり方ではなくお客様のことを知ることが重要!
集客に必要なことは書き方や、やり方などのテクニックではありません。
文章の書き方を勉強しても集客できないですし、そもそもブログは文章力でもありません。
また、どんなにSEOを勉強して検索させたとしても、中身がお客様が欲しいものではないと成約率は上がりません。
そもそもお客様が必要としないものは検索されることはないのです。
集客を一生懸命勉強する人は、やり方や売り方ばかり考えていませんか?
「どうやって売ろう?」がテーマになっているうちはあなたのビジネスが浮上することは未来永劫ないでしょう。
お客様に売りつける方法ではなく、お客様のことを知り、お客様に必要とされるビジネスを先に組み立てることです。
集客テクニックの前にまずはそこから考えた方がいいですよ。
私のコンサルティングは、マーケティングの基礎から、演繹法や帰納法を用いたビジネス構築なども取り入れ、サイトの根本から見直しさせていただきます。
時流にあったご提案とブログ記事を書いて勝手にお客様が集まるサイト構築を目指していただきます。
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