こんにちは。
うちだ広大です。
ブログの書き方ってどうすればいいんですか?
と良く相談されるのですが、私は書き方を学んでも集客はできませんよとお伝えしています。
今は、SNSやブログ、オウンドメディアなど情報発信できるツールが増えて、誰でもすぐに情報発信して、自分のビジネスの集客を考えられるようになっていますが、情報発信する上で、一番の悩みは、「何を書けばいいのかわからない」「どんな発信をすればいいのかわからない」と言った、「書き方」や「ノウハウ」を知りたい!という人が非常に多いと思います。
そこで、様々な人が書き方やノウハウを教えていたりするのですが、なかなか成果に繋がらない人も多いのではないでしょうか?
ブログ術!と講座をやっている人のところへ学びに言っても、写真の撮り方や、自分の事や趣味、学生時代にやっていたスポーツなど、自分ごとを書けば同じように興味を持った人が集まってくると言われたり、〇〇ライティング術を高いお金を払って学んでも、書き方はわかったけど、集客には全く繋がらない。
また、書くネタがなくなったらどうすればいいのかわからない。
このような人が非常に多いように感じます。
ブログ集客もSNSでの情報発信も同じなのですが、書き方やノウハウであるやり方ではありません。
書き方の前にあなたが知らないといけないことがことがあり、集客においてはここが一番重要な事でもあります。
では、その集客において重要なこととは一体どんなことなのでしょうか?
書き方・やり方を学んでも集客できない理由
実は、ここが理解できれば集客ってすごく簡単になるのですが、多くの人はここの理解がなかなか出来ずに苦しみます。
集客できない理由は、自分が売りたい商品、サービスを売るために書き方や、やり方を駆使しようとするからです。
もう少しわかりやすく説明すると、自分の商品やサービスをどのように売るか?と考えていて、お客様の欲しいを無視しているからです。
いや、自分は他の人が同じように悩んでいる事を克服したからその方法を教えるんだ!とか、ターゲットを絞って悩みに特化したからあとは、それをどのように売ればいいかだけだ!という方もいますが、それの考え自体がすでに売り手目線でもあります。
お客様は、あなたが売る商品やサービスをなぜ必要なのでしょうか?
そこをちゃんと考えたことはありますか?
あなた自身が、ただそれができて、それをお金に変えたいだけではないでしょうか?
自分が売りたいものを、自分が欲しい利益をつけて、自分の都合で売る。
それは、あなたの勝手ですよね?
自分が売りたいものを一方的に売りつける方法を書き方・やり方でなんとかしようとするから集客できないのです。
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▶︎お客様が実際に購入しているモノと自分が売りたいモノにズレがあるから新規客が来ない
どうやって売るか?ではなく、お客様は何に困っているのか?という視点から考えること
ブログも含めて情報発信のネタがなくなってしまう人の多くは、お客様についての発信ではなく、自分の商品やサービスのアピールや、自分アピールが多くなってしまいます。
お客様は、自分の問題を解決したかったり、自分の事を分かって欲しいのです。
なぜ、あなたを分かってあげないといけないのでしょうか?
お客様は、そんな暇ではありません。
また、悩みから書け!と言われ、その時にはターゲットを絞れ!と教えられる人が多いのですが、ターゲットを年齢や性別、趣味趣向で絞り込んでしまいます。
そのように絞り込めば一気に書くことがなくなってしまいますよね。
例えば「50代の肌荒れでお困りの方へ」と書いて私は悩みから書いているのですが、悩みから書いたらもう書けなくなってしまいます。
と言われることがたまにあります。
そのような絞り方をしたら当然書けません。
しかし、お客様は、目の前で困っていることがあり、その困りごとは、お客様の生活の様々な場面で出てきます。
そこを細分化する事で記事は無限に書くことができます。
つまり、お客様の悩みを細分化していくことで、書くネタには困ることはありません。
そんなこと言っても、その困りごとを細分化できないよ!と思う方も多いと思います。
その細分化の考え方を解説したいと思います。
お客様の困りごとを理解し、細分化するための考え方とは?
お客様の悩み事には2通りあります。
この2つを理解できないために、お客様の困りごとに目を向けられず主観的な発信になってしまう人が多いです。
ひとつは、自分の悩みを知っていて、根本解決を求めているという人です。
どちらからというとすでにお客様は強い「痛み」を抱えている人で、今すぐ解決して欲しい!という人に多いのはこちらです。
このようなお客様は、あなたの話を受け入れてくれる体制が整っている場合が多いので、話が早いです。
お客様の目的が明確な人なので、反応を取りやすいのですが、逆を言えばライバルが多い「今すぐ客」でもあります。
なので、ここを追い求めていても集客には苦労して、自分アピールしか方法がなくなってしまいます。
もうひとつは、目の前の困りごとがあり、目の前の悩みの方が優先順位が高い場合です。
この場合は、本人は根本の原因に気づいていません。
なので、根本原因へのアプローチをいきなりしてもお客様は気づかない場合が多いのです。
例えば、「疲れやすい」という悩みがあって、いつもデートでも20分、30分歩けば疲れてしまって、すぐにカフェで休憩ばかりして、彼氏から、なんでカフェばっかり行くの?全然楽しくない!と喧嘩になってしまう。
この悩みの場合は、疲れやすいせいで、デートが楽しくないという困りごとの解決するためには、疲れやすい体の原因を教えて、その根本を改善しましょう!と促していく必要があります。
こちらの場合は、疲れやすくて困る場面(シュチュエーション)を考えていくとで細分化できます。
例えば、
・疲れやすいせいで、旅行に行っても楽しめない
・出張に行ったら仕事どころではないくらい疲れてしまう
・出勤するだけで仕事にならないくらい体がツライ
・育児をしたら自分の時間が全く取れずに毎日常にヘトヘトでツライ
・寝ているのに全く疲れが取れずにいつも疲労感で体が重い
などなどちょっと考えただけで沢山出てきます。
こちらの場合は、ライバルは参入する人がすくなります。
そして、「痛み」は弱いのですが、お客様は「自分の事だ!」「この人はなんて自分の事を分かってくれるんだ!」という「信頼」を結んでいき集客できるロイヤルカスタマーにすることが可能になります。
これは、ペルソナ像を明確に決定することにつながります。
この2つのお客様の困りごとを理解し、使い分けることで集客を簡単にすることができるのです。
こちらにその細分化の仕方を詳しく解説しているので、集客したい方は必ず読んで下さい。
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主観的な解決策ではなく、お客様を知り、お客様が欲しい解決策を提示できるようになるためには自分と向き合うことが必要です
お客様の困りごとが分かっても集客できない人もいます。
その理由は、解決策が主観的な人です。
主観的とはどういうことかというと、お客様が欲しい解決策ではなく、自分ができる解決策ということです。
お客様に合わせて、自分が変わらなくてはいけないので、あなたの解決策を押し付けるのではなく、お客様が欲しいものは何かを探ることが重要です。
欲しいものを提示すれば簡単に売れますよね。
自分が経験したことだから、お客様も同じようにそれが解決につながる。
同じように欲しい!というわけではありません。
お客様はあなたとは違うので、そのお客様に合わせた解決策が必要なのです。
私の場合は、ご依頼をいただくお客様の商品やサービスの購入者の困りごとの場面はそれぞれ異なります。
なので、その異なる困りごとの場面を的確に描写したり、提案、ストーリーの構築ができ、それはご依頼いただく業種によって全て変わります。
私がアパレルの経験だけで、アパレルの経験だけをお客様に押し付けるのではなく、お客様にあったご提案をしています。
このように、お客様の困りごとに対して、どんな解決策が必要なのかをあなた自身が提示できるようにならないと集客できたとしてもお客様が欲しいものではなかった!と不満に変わってしまう場合もあります。
「お客様を知る」ということは集客だけではなく、自分自身の知識量などのステップアップも必要になってくるのです。
お客様が欲しいものを提供していなければ、当然ながら、ビジネスに変更をかける必要もあります。
つまり、「お客様を知る」ということは自分と向き合うことでもあるのです。
お客様のことを考え抜くことで、自分自身が本当に何をやりたいのかが見えてきます。
ブログはお客様目線で書き続けるとそこに行き着くことになります。
集客の為のブログではありません。
お客様の為、そしてあなた自身の成長の為のブログでもあるのです。
ブログや文章で集客するということは書き方ではなく、このような考え方と在り方がベースです。
そこを理解した上での、書き方・やり方の型が活用できるようになるのです。
書き方・やり方で集客できない人は、まずは考え方から変化させてみましょう!
私のコンサルティングでは、お客様のニーズである困りごとから考えて、お客様の気持ちを汲み取っていただくことを考えたブログ構築を行っていただきます。
書き方などではなく、ビジネスをするにあたって最も大切な「お客様目線」をブログや文章を通して学んでいただきます。
▶︎ビジネスの本質がわかる
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