こんにちは。
うちだ広大です。
SNSが普及し、ネット社会となり誰もが簡単に情報発信ができるようになりました。
集客などを考えてSNSをやっている人も多いのですが、SNSの使い方を間違ってしまっている人も少なくありません。
そして、実際に会うことがなくても会話ができるSNSだと相手の事を考えずにセールスをして見込み客の不満を集め逆に集客できなくなっている。
相手との距離感を考えずにいきなり自分のアピールをして嫌われる、トラブルになる人も少なからずいます。
例えば、自分の見込み客になりそうな人に友達申請やフォロー、コメントが入った人に対していきなりメッセージで自分は〇〇の仕事をしています。
〇〇でお困りではないすか?
といきなりメッセージで営業をかけたりしていませんか?
その行動は逆にお客様を失ってしまう事になってしまいます。
この記事では、SNSでも必要な「距離感」についてと、SNSで集客する為に知って欲しい考え方を解説していきたいと思います。
SNSでの距離感って何?
距離感とは:
1.対象までの距離を把握する感覚。
2.相手に対して、心のへだたりがあると思う気持ち。(国語辞典)
とあります。
SNSでの距離感とは、対人関係なので、「相手に対して、心のへだたりがあると思う気持ち」が当てはまります。
SNSでは、この隔たりを気にしない空気を読まないで自分のことしか考えていない人が、相手の境界線を乗り越えて勝手にやってくる場合があります。
知らない人が、相手の境界線を越えて勝手に自分の領域に入って来るのです。
友達でもなく会ったこともないく、SNS上だけでの知り合いなのに友達のようにメッセージを送って来る。
有料での相談を受けている職業なのに知り合い面して一方的に相談して来る。
なども境界線を知らずに、相手との距離感がわからない人に多い行為です。
このような行為をしている人は自分が気づかない間に相手の不満を買っているのです。
実際に不満を感じた距離感を掴めない人の事例
これは私のFacebookで実際に合った事例です。
ある日、50代くらいの経営者の方からFacebookで友達申請がありました。
その方の共通の友達に私が実際に面識ある方がいたので申請をOKしました。
すると、メッセージがきて、承認ありがとうございます。私は、〇〇、〇〇の会社などをやっています。と聞いてもいないのに自分の業種などをアピールしていました。
その時点で興味はないのですが、この後が非常に不快になりました。
以下実際のやりとりです。
おっさん:メッセージありがとうございます。うちださんはコンサルなどをされているんですね。コロナによって影響ありましたか?
私:影響全くないですね。
それでメッセージは終了しました。
あなたはこのやりとりは普通に感じますか?
もし普通に感じるのでしたら、あなたも境界線がなく相手との距離感を掴めない人なのかもしれません。
メッセージを一方的に送ってきた人の内容が不快に感じる理由
まず、その人の業種に興味がありません。
知らない人ですし会ったこともないのですから。
そもそもその人の事を知りたい!とも一切思いませんよね。
いきなり私は、こんな仕事をやっていますと言われても、「あーそうですか」としかならないので回答に困るメッセージであり、自分のサービス内容などをアピールされても鼻から興味ないのでブロックかスルーです。
その後のメッセージが一番距離感を分かってないメッセージです。
「コロナの影響ありますか?」とメッセージがありました。
見ず知らずのオッサンになんで答えないとあかんねん!
私は幸いコロナの影響を全く受けずにむしろ新規をストップするくらい忙しくなってしまったのですが、もし困っていたとしても、なぜ会ったこともない人に困ってます!と答えないといけないのでしょうか。
「全く影響ありません」
と答えたら自分から質問しておいてスルーでした。
影響あると伝えたら何かをセールスしようとしていたのが見え見えです。
その時点でこのオッサンは私に不信感を与えているのです。
その理由は、関係性が一切なく信頼関係がないままセールスしようとしているからです。
そもそも初対面でいきなりビジネスで困っているんです!なんて相談するわけないですよね。
その相手との距離感を考えずに自分のことしか考えないでセールスしてしまう人はSNSを出会い系とか異業種交流と勘違いしています。
もう一人は、私の知り合いなのですが残念なことに、SNSのメッセージで女性に不快な下ネタを連発してトラブルになっています。
内容を見ましたが、はっきり言ってネットでの痴漢みたいなものです。
そんな事をやっているのか!と残念になったのですが、もう知り合いと呼ぶこともないでしょう。
その人はいますぐスマホを捨ててネット社会から離れて伝書鳩でやりとりした方が周りの人は安全です。
このようにSNSだからOKと勘違いして相手の距離感を無視する人がいます。
SNSは出会い系でも異業種交流でもないと私は思っています。
ビジネスでSNSを使う場合には信頼関係の構築が必要!
SNSは不特定多数に告知をして認知を増やす媒体です。
全く自分のことを知らない人に、自分が何をやっていて、どこで、いくらで、どんな提供方法なのかを不特定多数に知っていただくことです。
発信を積み重ねて知ってもらうからこそ、関係性を構築できます。
それを全く知らない状態で自分アピールを一方的にしてきてセールスをするから嫌われるのです。
例えば、男女関係で考えてみるとわかりやすいです。
会ったこともない女性に自分のアピールをしてきたらどうでしょうか?
ただのストーカーです。
怖いですよね。
さらに、なんか困ったことない?助けてあげるよ!なんて知らない男性から言われたどうでしょうか?
恐怖でしかないはずです。
しかもオッサンやし。笑
恋愛する場合は、お互いを知って信頼関係を構築しませんか?
それと一緒で、相手が嫌なことを考えずに一方的に自分のことしか考えていない行為が問題なのです。
自分のことしか考えない人って人間関係では嫌われて当然ですよね。
関連記事
ネットだからと距離感を飛び越えていくと売れなくなります
相手の事を考えずに、一方的にセールスをして来る人、知り合いでもないのになぜかお願いして来る人。
距離感を知らない人はクレクレ君が多いです。
相手がどう思うかなんてお構いなしなので、自分さえ良いと思ってやっています。
その行為で断れない人も中にはいるでしょうが、信頼はできなくなり不満が増え、不信感が芽生えてしまいます。
なぜなら、人の時間を奪い、相手への敬意が全くないからです。
相手があなたの話を聞いてくれる「態勢」になっていないとセールスも営業も逆効果になります
接客や営業ってお客様から嫌われますよね。
毎日のようにかかって来る営業電話。
百貨店に行けば、商品の前に立っただけで声をかけて来る。
そのような行為を受けたらあなたは不快になりませんか?
その理由は、相手との関係性が構築できていないから、話を聞ける態勢が整ってないからです。
こちらのことを何一つ分かってない人の一方的な話なんて聞く耳持たないですよね。
なぜ営業やセールス、接客が必要なのでしょうか?
それは、お客様が知らない商品、サービスを売っているからです。
だから、先にSNSなどで「認知」が必要なのです。
認知するために告知が必要になってきます。
先に必要なことはセールスや営業ではなく、あなたが何をいくらで、どこでやっているのかを知ってもらう必要があるのです。
関連記事
お客様との距離感を意識して関係性を構築することがお客様の信頼を集めることにつながります。
ネットだから、SNSだからと一方的にあなたのことをアピールするのではお客様に嫌われてしまいます。
だから先にお客様のことを知り、お客様の困りごとに対してあなたが何ができるのかを知ってもらうことです。
そうすることでまだ会ったこともないお客様との信頼関係は構築していくことができます。
それがSNSやブログなどで簡単にできるのです。
一方的なセールスや自分アピールでは嫌われてしまうだけです。
お客様の信頼を積み重ねていくことで信用を獲得することが可能です。
一方的なアピールは自ら信頼を失い、信用されないビジネスとなってしまうのです。
まずは、あなたが誰のために、何をやっているのかを明確にし、認知を広げることでお客様から支持されるようになることが一番大切です。
お客様との適切な距離感をとって相手の事を考えることがお客様目線にもつながります。
自分のことを知らしめる前に、お客様のことを理解し、考えていくことがSNSでも大事だと思いますよ。
関連記事
▶︎THE WISDOM [本質が学べる個人事業主やフリーランスの為の経営塾]
▶︎書き方の流れがわかるサンプル記事プレゼント中!
▶︎2時間のスポットコンサルはこちら
▶︎個人・起業初心者向けのコンサルティングはこちら
▶︎結果を実感できる企業向けコンサルティング各種
コメントをお書きください